「ラン活」。2025年入学モデルを検討する上で、ランドセルのカラー、素材、形状、購入時期、平均購入金額、決済者、その他特徴、トレンドなどまとめてみました。
2025年入学モデル ランドセルの人気カラーとは?
ランドセルカラー 男の子はダントツ黒!女の子は赤、紫、桃色が人気!!
一般社会法人、日本鞄協会、ランドセル工業会が行った2020年度4月に入学した児童の保護者アンケートの結果によると、以下のような動向がわかりました。
男の子は相変わらず黒が強く人気です。黒ベースにヘリやステッチの色が青の組み合わせも支持されています。
女の子の人気は以前と比べ分散傾向にあり、赤・桃系の間に紫が割って入ってきています(去年は2位が桃、3位が紫でした)。これは親の紫色のランドセルへの認知度、理解度が高まった結果ともとらえられます。
継ぐ水色はディズニーの人気アニメの影響が落ち着き、ここ数年の間、安定している傾向にあります。
総合的に男の子の人気色は約10年間、そう大きな動きはありませんが、女の子の人気色は赤、紫、桃色と中心に散らばっています。
これはランドセルの素材やデザイン、カラーバリエーションが増え選択肢が増えたこと、個々の自由な個性が認められた結果の反映だと思われます。
ランドセルの素材 天然皮革?それともクラリーノ??
ランドセルの素材においても同アンケートにおいて、以下の結果が出ております。
人工皮革が全体の約4割、天然皮革が約2.5割という結果です。
人工皮革が選ばれる背景には機能性の向上が1つに大きくあることが推測されます。昨今ではより丈夫に、より背負いやすく利便性を追求した機能が登場しています。
人工皮革の種類は数多く、そこには重さや丈夫さ、風合いの違いなどの要素があります。どのような特性があるのか、この特性がどう子どもに影響するのかを一歩踏み込むことでよりよいラン活の結果を生み出せます。
また天然においては造り手の味、風合いのよさがあげられます。以前と比べカラーバリエーションに富び、また、人工皮革同様、天然皮革においても軽量化や肩ベルトの仕様の創意工夫など多く見られます。
いつ検討開始した?いつ買った??ラン活のスケジュール
年々早まる…といっても過言ではないラン活。乗り遅れるわけにはいきませんよね。
しかし焦りは禁物です!
ラン活を開始した時期と購入したタイミングの平均時期は、以下のとおりとなります。
いつ開始をしたのか…確かににわかで、知り合いに聞いた時期?カタログを請求したタイミング?いやいや興味をもった日???
一昨年前の冬から意識しはじめているのが、インフルエンサー並の嗅覚者、そして平均的な感覚という意味では、年中へ進級した4月といえます。
春から秋にかけ情報収集を行い、実際の購入は年長の5月~9月がピーク!売り切れが多いブランド(天然皮革系)は5月に決める保護者が多く、継ぐ8月が年間で1番多いため、夏頃までに決める傾向にあります。
どんなランドセル、決め手は?誰に買ってもらっている?
どんな形状のランドセルを購入しているのか、ここまで調査が進んでいるとはお驚きました!
結果を見ると…約96%とほぼほぼ全カブセが選ばれ、半かぶせは少数です。
色と比べると形状における選ぶ自由度は限られていることが分かります。
横長、半かぶせは教材の出し入れに優れているのですが、業界的にバリエーションが未だ少数といえるでしょう。
また全かぶせでもかぶせ自体に鋲のついた開けやすいタイプが出てきていたり、発展途上の気配があります。
昨今は肩ベルトの強化が流行っていますが、数年度にはランドセルのカタチ自体に大きな変化が出てくるかもしれません。
決定者は圧倒的に子ども本人。76%という結果ですが、わたしを含め…ここには親の意向も多少影響しているように思えます。
そして決済者ですが、祖父母が約60%という、数年前から変わらぬ傾向です。
この背景にはランドセル価格の高騰があり、また、ラン活が子どものイベントの1つとして意識が高まったことがあります。
自分の子どもの世代にはなかった色、デザイン…祖父母世代も一緒に楽しめると、よりよい思い出になりますね。
ランドセル平均購入金額
そしてランドセルの購入金額は、消費税が増税される前と比べ、約1万ほど高まっています。ずばり、53,600円。
我が家は長男が天然皮革で68,000円、次男はクラリーノで60,000円。
素材の価格差もなくなってきていることが、明確です。
ランドセルのどこが気に入った?購入したその理由について
ここの関心は存外、大きいですね~!子どもと親、両方の目線でのしっかりとしたヒアリングはなかなか難しいところだと思います(数年してから実はあのとき…と、子ども本音の暴露に驚かされること、多いです。話せるボキャブラリーが増えたからこそかな)。
色、は1つの大きなポイントですね!
我が家は長男、次男は迷わず黒!で、ヘリが青のコンビカラーなのですが(年の差2歳なので、弟が兄を真似した?)、末っ子は…これまでに出てこなかった「青!」って。4歳なのに「青!」言っています。
周りと被るキャラではないので(男の子だけどすみっこ好きだし、オシはざっそうにタピオカとモブ系…)ランドセルの色、黒が多いのを知ってだか、知らないだかは置いておいてあ、やっぱりこの子はちょっと違ったな。と、それはそれで楽しかったり(しかしこの時点で兄のおさがりは白紙となりました)。
デザインに関しては、女の子が迷いますね。
刺繍にスワロフスキー、プリンセスに花モチーフ…など、色との組み合わせを考慮すると候補を絞るのに大変なことになります。
使い勝手NO.1は背負いやすさ。からだへの密着度、肩ベルトが主といえます。
耐久性はほぼ全てのブランドで6年保証と約束されていますが、それぞれの対策が意外と考え方が違っていて、ここはラン活する中で大人が楽しめるポイントだと思います。
素材の強さ、型崩れのしにくさ、昨今では利便性を兼ねた軽量タイプのキューブ型もあります。
まとめ
2025年入学モデル向けにラン活の動向として、ランドセルの色・カラーや素材、特徴と形状、購入時期や決済者などをまとめました。
人気の要素は例年通りですが、年々、その時その時の購入要因、ランドセルメーカーが作る機能などで少しずつランドセル選びが変わっていきそうです。
ランドセル選びについては、フィットちゃんやセイバン天使のはねをはじめ、多くのブランド・メーカーがありますので、まずは気になるブランドの資料請求、そして、百貨店のランドセルを一度手にとってみるのも良いでしょう。
当サイトでは大手ブランドから小規模ながら老舗のランドセルブランドまで紹介していますのでランドセル選びの参考にしていただけます。
ファーストチェック 2大ランドセルブランド フィットちゃんとセイバンの大手2社はアフターサービスも充実しており、安心できるブランド。デザインの種類が豊富なので、最初にカタログを取り寄せ、子どもの好みを把握するのにベストなブランド。肩ベルトの動きにちがいはあれど、どちらも肩ベルトをたちあげ、背負いや...
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ランドセルの「ラン活」については以下の動画でも解説していますので参考にしていただけますと幸いです。