池田屋ランドセルのオリジナル部品
本日は池田屋のInstagramで発信された、オリジナル部品についてまとめていいきたいと思います。
池田屋は‘あえて刺繍を入れない’ポリシーがあり、このことばにドキッとする親は少なくないはず。そこで刺繍を施しているブランドに「刺繍箇所から水は入ってこないか?」など、質問することも多くなってきましたがわたしはこの池田屋のシンプルなデザインに、年々、魅力の高まりを感じております。
ランドセルを多く見ていますと、アニメ・鬼滅の刃の影響もあり、古風なデザインは新しい風となり、じわじわと人気が集まっていますね!多様化してゆくデザインも素敵なのですが、この風に吹かれていない、池田屋のキュッとしまった一本のステッチも際立ちを感じているのです。
勝手な表現で恐縮ですが、わたしの中では‘ベイマックスステッチ’と命名しています。まっすぐ、規則正しいステッチの中に、1つだけ存在するカブセの鋲。この2つを繋ぐステッチがポイントだと思っておりまして、カブセの丸みのある角を合わせ、暖かさを感じるのです。ここからは少しコアな領域となるのですが、側面の芯材のシルエットが各ブランドによってさまざまでしてこのデザインも、「顔」だとわたしは思っております。
ランドセルは色々な角度から楽しめるのですが、横側から見られることが意外と多い!その「顔」が、池田屋はまた魅力的でして、大マチの上部に設置された楕円形の部品がとてもかわいいのです。今日はその部品が、かわいいだけでなく、しっかりとしたある‘役割’を担っている話となります。
池田屋オリジナル部品・変形防止板・へんけいぼうしまん(キャラクター名)
冒頭に触れた、大マチ上部左右2箇所に設置されている部品、‘変形防止板’です。その名のとおり、ランドセルが潰されないように、しっかりと守ってくれています。その強度は、押圧試験の結果をみると一目!
家の耐震補強の構造(コボット)にとてもよく似ており、80㎏もの重さをしっかりとかけた耐久性の実験もそう見れるものではありません。変形防止板、しっかりと支えていますね!この試験結果を見ると、ちょっとした交通事故にあってしまった場合、クッション代わりにもなりうるのではないかと思うほど安心することができます。
この部品のキャラクターは、楕円形のシルエットが顔になった、赤いマントのセンター的位置づけ。眉毛がキッとあがり、頼もしい印象です。
池田屋オリジナル部品・ギボシベルト・ぎぼしくん(キャラクター名)
一般的なランドセルの肩ベルトは、ベルトのような金具で長さの調整をしていますが池田屋の肩ベルトは、ギボシと呼ばれる部品を採用し、腰回りに部品があたる不快感を解消しています。
ギボシはパチッと留めることができる金具で、そのシンプルで高いデザイン性からレザークラフト生地の小物の金具として選ばれていますね。
子どもの体型によっては、とても気になる嬉しい配慮だと思います。背負う時、利き手の腕を必ず通すので、肩ベルト自体が軽いのも嬉しいポイントですよね!
子どもが調整するのに、少し難しそうなイメージを感じますが、一般的な肩ベルトであっても大人がサポートして調整しますので小学生3年生になったら1度、適切な長さかどうか、確認すると安心かと思います。
このボタンのキャラクターはぎぼしくん。スプーンのような、かわいいビジュアルで、キャラクターの中で1番人気になりそうな。この2つ目のキャラクターを見ると、各部品のシルエットが忠実に再現されているのがわかります。
池田屋オリジナル部品・池田屋フック・まほうつかいふっくさん(キャラクター名)
一定の負荷で外れる‘安全フック’は見かけますが、池田屋フックは一味ちがう。着脱しやすい切り込み入りなのです!
これぞ、錠がワンタッチに進化した昨今に求められる、新しいナス管の姿。力要らずで片手でも操作できると、気軽に使えるシーンも出てきたりどうしても今日だけ!重くないけど邪魔な荷物…に嬉しい、頼れるフック。
動画で確認すると、登場する袋の紐自体がちょっと細いのですが(給食袋ぐらいかな?体操着袋はもう少し太い!)つけるとき以上に、外すとき、一般的なナス管よりもスムーズで外しやすい印象です!
動作だけいえば、ナス管も同じ手順で外せるのですが、どうも重い。なので片手で抑えながら外し、結果両手を要することになるのですが池田屋鞄のフックならば、少し成長し、慣れれば片手で使えそうです。
池田屋が誇る3部品、キャラクターが目を惹きかわいいですよね!部品の機能を知れば、より身近に、ランドセルの魅力もアップすることな違いなしです。
池田屋ランドセルの特徴や人気モデル、ショールーム・展示会、口コミ・評判などは以下の記事を参照ください。