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鞄工房山本ランドセルIGTV工場見学 ランドセルの製造から完成まで

鞄工房山本 IGTV 工場見学(2)~ランドセルの製造から完成まで

鞄工房山本ランドセルのInstagram・IGTVで配信された工場見学、臨場感があってとても楽しくハマります!通勤途中や子どもの寝かしつけなどの隙間時間を活用し、ぜひ見てみてください。

(1)の続きとなり、料理でいうところの下準備の次のステップに進みます。

大マチ班

大マチと錠を繋ぐY字部分のパーツ

コバ塗りとヘリ巻きの2タイプがあり、やはり鞄工房山本さん、コバ塗りのデザインが人気とのこと。

側面+底

側面と底は一体化した長方形シルエット。ここに縫製や装飾を施し、そのあとに2つ折り目をつけて仕上げます。

イタリア製 接着用マシン

一般的に、ランドセルに使用されているのは有機溶剤のゴム糊だったそうですが環境にやさしい、水溶性の水糊に鞄工房山本は移行したそうです。水溶性は環境に配慮した分、耐水性に弱いイメージがありますがランドセルを使用するにあたり、溶けて剥がれてしまう心配は皆無となります。

1度接着すると、6年間、その状態をキープし続けるとのことでした。実際、梅雨の時期、雨カバーなしで通学している我が子のランドセルも(4年生)、剥がれは見られません。

ちなみにランドセルに使用する糊は、接着する両方に塗り、乾いた状態で貼り合わせるとのことです。万が一、故障してしまったときいは、自宅にある糊で応急処置せずすぐに鞄工房山本へ連絡をいれ、適切に対処することで、6年間無事に使い終えることが叶います。

前ポケット背面の仕切り

一直線の真っ直ぐな、きれいなステッチを‘コンピューターミシン’を使い正確に縫っていきます。初心者では差し込む力加減が難しかったとのこと。決して安い素材でないですからね…多くの方々の工程を途中で台無しにしてしまう、失敗してしまうかも?と感じるプレッシャーを感じる瞬間だと思います。

最終的にはきれいな縫い目に仕上がっているか?人の目によるチェックだという話です。これは工場系といわれるランドセルでも同様で、どのランドセルも丁寧に確認しながら完成に近づきます。

まとめ班

前ポケット

前ポケットの透明なフィルム(名前を入れる場所)をつくる工程です。完成後の完璧な状態を知っていると、こんな状態からの積み重ねなのだと、関心します。内ポケットなので、見えづらい裏側ですが、ブランド名の入った高級感を感じる背面です。ポケットの側面のマチが実装されると、角の折込み処理に入ります。

実はここ、わたしのツボでして、鞄工房山本さんのとても上手なところなのです!!トゲトゲした角のシルエットは、この折込みをしやすくするための工夫でしてひとつひとつ、内側に折り込んでいきます。空気が入らないように、トンカチで打ち付けながら、しっかりと接着させていきます。

鞄工房山本ランドセルの内ポケット

この次には、ファスナーをつけて立体的に仕上げると、確かに見えづらくはなりますが全体の完成度が高すぎて、ついつい手でつくっているとは思えないのです。

仕上げのステッチは厚みが違ってくるので、同じピッチで縫うのが難しいようです。これまで、ミシンで厚みが違うものを縫い合わせた経験がありませんが想像すると、厚みがあるところは確かにずれやすいので、しっかりを力をいれる必要がありそうです。

前ポケットに仕切りを縫いつけるシーン。まさにうちの子のランドセルと同じデザインだったのですがこれがモデルによって何種類もあると想像すると、少し気が遠くなりました。やっぱり大変、ランドセルのパーツ管理!!

前ポケットと仕切りを貼り合わせ、角を出し、ミシンをかけやすいようにトンカチでシルエットをしっかりと出していきます。

「小学生は夢と希望を入れる?」とほっこりするコメント。うちの子はポケットには、なぜか枯れた葉っぱ1枚、入っていました(大切なものに感じるので、ゴミ箱にポイができません)。ちなみにマチは8㎝、中にナス管が実装されているので、家の鍵を隠す場所として最適です。

小マチの手前側にあたる上部は、手動のミシンで仕上げています。ここのステッチもまっすぐではないので、きれいにできるようになるまで、経験が必要そうです。ここにマチが実装され、側面+底とつながると大マチ全体が見えてきます!

側面+底

工房で1番太い色、この糸を縫う針もとても太く丈夫です。ひと針ひと針、とても慎重に、直線に入るとピッチをあげ正確に仕上げていきます。見ているだけでも…緊張するシーン!

前締めには反射テープを採用し、光って安全性を高められます。ここには金属プレートが実装されており、本来、名前を刻印できる場所なのですがこのサービスは現在、できるモデルが限定されているので、我が子のランドセルにおいては無記入。ちょっと寂しさを感じます。

背当て+カブセ

ショールームではお目にかかれない、背当ての中身を見ることができました。貼り付けには空気が入らないように、布でなぞりながら浮かないように心がけています。

そしていよいよ、このパーツを先程の‘側面+底’に組み合わせると、ランドセルが完成します!担当するのは、これまでの方々を比べ、少し経験が長そうなかた。仕上げの工程で失敗はできず、また、高い技術力が求められるのでそれなりの経験者でなければいけない工程なのでしょうね。

大マチの背中側の角、ここが‘鞄工房山本’で実はわたしが1番好きな場所なのですが(笑)【菊寄せ】という技術をつかっているそうです。‘キザミ’とも呼んでいますね。ペンチのような、先の細いハサミで少しずつ、本体に被せて押し込んでいます。

鞄工房山本ランドセル 菊よせ

この工程を担当されている方、親指をつかっているのですが親指の爪がきれい!適度な長さ!!右手でうまくひだを誘導しながら、左手の親指で仕上げてゆく。とても美しい光景です。‘扇形のひだ’、他のランドセルとせひ比較してもらいたい!ひだは9つと決まっているそうです。例えるなら、ランドセルの角処置の黄金比率なのでしょうね!

本体を接着した糊が摩擦を起こし、ミシン針が進まないことがあるようでオイルをつかってスムーズに縫えるよう、工夫をされているようです。デリケードで、高い集中力は求められる工程。先程のカブセ側と比べると、目印となる針穴がない状態で‘ぶっつけ本番’に感じます。

カブセが傷つかないように、青色のカバーをつけての丁寧な作業。0番は強く、耐久性を高めてくれていますが色を変えることでステッチカラーで表情を変え、デザインにも映える万能さも発揮してくれます。

小紐+錠前を底板に合わせて完成となります。

見どころ満載、企業秘密!?なところも隠さず、丁寧に親身な工場見学をさせていただきました。実際に工場見学行くのと、あまり変わらない臨場感でとても満足することができます。

いつか、ランドセルユーザーの息子といっしょに伺わせて頂きます。

鞄工房山本ランドセルのInstagram

鞄工房山本ランドセルの紹介動画

鞄工房山本については小学生にインタビューしていますので以下の動画もあわせてご覧ください。

鞄工房山本ランドセル
公式サイトはこちら

 

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