ランドセルにカバー、していますか?
- ついていたからなんとなく…
- 周りのおしゃれな子に合わせて欲しいといわれて
- 低学年のうちは上手に扱えないから保険的に
このような声をよく耳にしますが、ランドセルカバーを使用したことで起こる危険性やトラブルも増えてしまっています。
ランドセルカバーで反射材が隠れてしまう
低学年のうちは5時間授業は少なく、比較的明るい時間に下校できますが、反射材は雨や曇など視界が悪いときにもその機能を発揮します。
そのため帰宅時間が早くとも、マストで発揮させたい反射効果。おしゃれや防傷を優先し、反射材部分が隠れてしまわないよう、注意しましょう。
カバーを実際に装着した状態で、夜、明かりのない状態でライトで照らしてみると検証することができます。
また高学年ともなると、親の目が離れがちに。デザインにも飽きが出てきてしまう時期ですので、より気配りが必要となります。
声をかけ、一緒にチェックすることでまた違った話題がでてきたり、コミュニケーションを深めるきっかけにもなりますね。
ランドセルカバーのメンテナンス
ランドセルにも呼吸は必要!つけるなら、外すメンテナンスも行う心構えを
このトラブルは、どちらかといえば天然皮革のトラブルの話。天然皮革は加工をしているものの、経年劣化を楽しむいわば生き物です。
ランドセルの素材においては、特別な手入れは必要としませんが、カバーが常時装着されているケースは想定しておらず少なくとも週末は取り外すなど、それなりの手入れをしなければ、カビが発生してしまうこともあります。
万が一心配の場合には、購入したお店に相談してみましょう。適切な対処方法を知ることができます。
以上、ランドセルカバーの利用について参考になれば幸いです。